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マール王国の人形姫 オリジナル・サウンドトラック

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マール王国の人形姫 ORIGINAL SOUNDTRACK TENNPEI SATO (AZCA-10015)

1. いつか会える きっと会える
2. 人形姫物語
3. Little Love
4. 歩いていこう ~コンテストバージョン
5. お嬢様の髪飾り
6. 聖なる祈り
7. 悪の華
8. 流れ星ひとつぶ
9. 駆け抜ける風追いかけて
10. 淡き夢見し今宵
11. 二人だけの世界
12. 夢の旅人
13. 遥かなる歌声
14. カエル王国国歌
15. ダンジョンへようこそ
16. Dream Hunting
17. 大地のステップ
18. 本当の勇気
19. Beauty Castle
20. Last Waltz
21. 歩いていこう ~シェリーの愛
22. ありがとう

日本一ソフトウェアから1998年に発売された、プレイステーション用ソフト「マール王国の人形姫」サントラCDを紹介します。

ディスガイア」「流行り神」などの人気シリーズのヒットなどを経て、今や大きなソフトハウスに成長した日本一ソフトウェア。その日本一にとって初のヒット作となったのが「マール王国」シリーズです。

絵本のような可愛い絵柄とパステル調のグラフィック、佐藤天平による美しいBGM、要所要所でキャラたちが歌い踊るミュージカル要素、危機を救ってくれた王子様に恋をして、さらわれた王子様を救う旅に出る主人公の少女といった少女漫画的なストーリーなど、本作は男性よりも女性ユーザーをターゲットにした作りのゲームでした。

実際に、本作は多くの女性ファン獲得に成功。それまでヒット作に恵まれなかった日本一にとって起死回生の作品となりました。勿論、ヒットした理由は上記の見た目や音楽だけではなく、作り込まれたゲームバランスや、初心者でも楽しめる優しい難易度など、ゲーム自体の出来も高く評価された為でしょう。

後に、やり込み型RPGなら日本一と言われるほどになった同社ですが、その原点となったのは、まさに「マール王国」シリーズではないでしょうか。本作は、私がとことんプレイし尽したゲームのうちの1本でございます。色々と育てたり集めたり、やり込み要素があり楽しいゲームだったと記憶しています。もう20年以上前なので記憶が薄れておりますが・・・🙄

 

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ちなみに、マール王国1作目や「アクアノートの休日」を最後に、コンシューマーゲームからは遠ざかっており、マール王国2作目「リトルプリンセス」は後々になってdocomoiアプリでプレイしました。こちらも良く出来た作品で、とても面白かった・・・と記憶しておりますが、やはり忘れた😑

 

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本作のBGMを担当した佐藤天平氏は、自身のスタジオを所有し、様々なゲームや映画のサントラ制作、ミュージシャンへの楽曲提供、さらに自身のバンド活動なども並行して行っている多忙な人みたいです。日本一の代表作である「ディスガイア」シリーズの音楽も氏が作曲しているらしいですよ。

 

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そんな「マール王国の人形姫」サントラは、ゲーム発売から1か月後の1999年1月にリリースされました。ヒットしたとはいえ、1作目が発売された時点では知名度も大してない訳で、サントラは恐らくそれほどの数は出回らなかったと思われます。

その為でしょうか、意外と入手が難しく、中古市場でもプレミア扱いとなっているようです。今では動画サイトにフルアップされているので、わざわざ高いお金を出して買う必要はないかもしれません。

 

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人形と会話が出来るという不思議な力を持つ主人公の少女コルネットと、コルネットが小さな頃から大切にしていた人形のクルル。魔女のマージョリーにさらわれた王子を救うべく始まったふたりの冒険は、コルネットとクルルの漫才のような掛け合いや、悪友でありライバルでもある金持ちお嬢様エトワールの笑える妨害もあり、実にコミカルで楽しいものがあります。

所々のイベントシーンでは、コルネットの王子への想いを歌ったミュージカル的演出などが入るので、ついていけない男性ユーザーもいたかもしれませんが・・・私も、ミュージカルシーンは「はよ終われ」と思っていたサイテーなユーザーのひとりです・・・この頃から乙女心が分かっていなかったという・・・😑

 

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そんな登場人物たちは、敵も味方もとにかく個性豊か!好きなもの・嫌いなものといった設定も、適当なキャラ設定の1つで終わらせるのではなく、ゲーム中の演出に生かされていたりします。コルネットのカエル嫌いは途中のストーリー展開に度々絡んできたり、マージョリーの「ぶ男」嫌いも、ちょっとした笑える場面があったりします。

コミカルなだけではなく、後半は涙を誘うシリアスなストーリーも展開されます。「Kanon」辺りから増えた陳腐なお涙頂戴劇ではなく、ずっと一緒に冒険を続けてきたキャラがまさかの・・・みたいな、序盤から伏線を張りつつ後半に意外な形で回収するなど、よく作り込まれたストーリーも、本作が多くのユーザーに支持された部分だと思います。

本当ねえ・・・まさかクルルが、コルネットが小さい時に亡くなった母親の魂が入り込んでいた人形だったとは・・・。最後、コルネットが王子と結ばれて、娘が幸せになったことを見届けたクルル=母親の魂が人形から消えて、クルルが動かなくなる描写は、ずっとクルルと共に冒険をしてきた者にとっては、涙なくしては見られないほど辛いシーンでしたね。その辺りは今でも覚えているわ・・・泣ける😭

 

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そんな数々の名シーンを盛り上げる素晴らしいBGMを作り出した佐藤天平氏が、何となく元ARBの白浜久っぽく見えるのはさておいて、氏が本作BGMを作る際に強く意識したのは、キャラクターやグラフィックから溢れ出る優しさであったという。

なるほど、確かに「マール王国」という作品からまず連想されるもの・・・それは優しさである。優しい色使いのグラフィック、優しさに溢れたキャラクター達と世界観、ゲームの初心者でも楽しめる難易度に調整されたスタッフたちの優しさ、それらの優しさに影響を受けて作り出された優しさに満ち溢れた音楽・・・まさにマール王国は優しさの宝石箱や~😍

・・・という最低な〆で終わりという事で、ディスガイア以外にも、日本一にはマール王国という隠れた名作があることを、たまには思い出してあげてちょ😙