美味しい料理と素敵な音楽と

美味しい料理と素敵な音楽を

手作り料理や好きな音楽をだらだら書いています

IMPELLITTERI feat. Graham Bonnet Bootleg File 1988

f:id:icanseeyourhouse:20190805005452j:plain
光速速弾きギタリスト、クリス・インペリテリ率いるインペリテリの1988年ツアーのブートレグを紹介します。

クリス・インペリテリについて詳しいことは何も分かりません。彼は、アルカトラスを脱退したイングヴェイ・マルムスティーンの後任ギタリストのオーディションを受けてスティーヴ・ヴァイと共に最終選考まで残ったものの、インギーと同タイプ過ぎるという理由で不採用となった話は有名ではないでしょうか。

その後、インペリテリは以前から活動を共にしていたロブ・ロックと自身のバンドをIMPELLITTERIを結成。1987年にはミニアルバムをリリース。このEPはヘヴィメタルのファンから高い評価を得たそうで、同年には世界最大の楽器ショー"NAMM SHOW"に招待されてライブを行っている。

1988年リリースの初のフルアルバム「STAND IN LINE」ではグラハム・ボネットが全面参加。タイトル・トラック"STAND IN LINE"のPVはMTVで繰り返し流され、同年12月10日にはMTVのヘヴィメタル専門番組"HEADBANGER'S BALL"に出演。アルバムはビルボード91位に入り、20週に渡りチャートに残った。

グラハム在籍時のIMPELLITTERIに関する情報は皆無で、ツアーに関しても全く分からない。ブートレグの数も3種類しか確認できていない。ここでは、ごく短期間、行われたと思われるグラハム参加時のツアー音源を収録したブートを紹介します。

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20201116013140j:plain

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20191113185728j:plain
COMPLETE TOKYO DAZE 1988 (JBCD-034) 1ST PRESS

 

f:id:icanseeyourhouse:20190805005611j:plain
COMPLETE TOKYO DAZE 1988 (JBCD-034) 2ND PRESS

TOKYO DOME 7. 24. 1988
1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. LEVIATHAN
4. ALL NIGHT LONG
5. SECRET LOVER
6. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
7. GOODNIGHT & GOODBYE
8. SINCE YOU BEEN GONE

POWER STATION 7. 17. 1988
9. STAND IN LINE
10. TONIGHT I FLY
11. LEVIATHAN
12. ALL NIGHT LONG
13. SECRET LOVER
14. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
15. GOODNIGHT & GOODBYE
16. SINCE YOU BEEN GONE

BONUS TRACKS
17~25 GUITAR SEMINAR IN TOKYO 7. 26. 1988

JAILBAIT RECORDSレーベル、プレス盤1CD。1988年7月24日東京ドーム公演をオーディエンス録音で、1988年7月17日新宿パワーステーション公演をビデオから落としたライン音源で収録。ボーナストラックに、1988年7月26日に東京で行われたギターセミナーの模様をオーディエンス録音で収録。

このブートはよく売れたらしく、1stプレス盤と2ndプレス盤が存在している。ジャケットが違うだけで内容は同じである。パワーステーション公演はプロショット映像のブートビデオ音声から収録したライン音源、ギターセミナーは退屈極まりない音源であり、価値のある音源は東京ドーム公演だけである。

メインとなる東京ドーム公演は音楽フェス「THE DAY OF THANKS FOR YOU KIRIN DRY GIGS '88」に参加した時の音源。この年はザ・フーターズ、アート・ガーファンクルボズ・スキャッグスビリー・ジョエルというラインナップ。場違い感が半端ないIMPELLITTERIはトップバッターで出演した。

オーディエンス録音だが、録音が難しいドームとは思えないくらい高音質だ。客が無反応なお陰で音が綺麗に録れたのかもしれないが・・・。グラハムは好調だしバンドも素晴らしい演奏をしている。

7月17日パワーステーション公演は、前述の通りVHSビデオから落とされたライン音源。ビデオ落としらしいペラペラの音が、ビデオ世代には良くも悪くも懐かしい。このCDで聴くよりもブートDVDのほうが遥かに高音質であり、パワステの音源は今では不要である。ついでに7月26日ギターセミナーの音源も全く面白くない。では試聴音源をどうぞ。


TOKYO DOME 1988.7.24

1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. ALL NIGHT LONG
4. SECRET LOVER
5. GOOD NIGHT & GOOD BYE


POWER STATION 1988.7.17

1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. LEVIATHAN
4. ALL NIGHT LONG


5. SECRET LOVER
6. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
7. GOOD NIGHT & GOOD BYE
8. SINCE YOU BEEN GONE

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20201116013140j:plain

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20191113192736j:plain
SECRET GIG (I-8717)

1. INTRO
2. STAND IN LINE

3. TONIGHT I FLY
4. LEVIATHAN
5. ALL NIGHT LONG
6. SECRET LOVER
7. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
8. GOODNIGHT & GOODBYE
9. SINCE YOU BEEN GONE

KINNIEレーベル、プレス盤1CD。1988年7月17日新宿パワーステーション公演をサウンドボード録音で収録。今は亡き西新宿キニー初のブートCD。リリース当時からジャケット、インレイはなく、薄型CDケースに入った状態で流通していた。盤面に曲目や型番が記載されている。

一時期、このブートをコピーして作られたと思われる「LIVE IN TOKYO 1988」なるブート?が海外サイトで出回ったようだ。YouTubeに音源の一部が投稿されていたので聴いてみたが本作と同じだった。問題のCDはIMPELLITTERIの英語版Wikipediaディスコグラフィにも公式ライブ盤という形で掲載されていた。

しかし、YouTubeなどネット上にアップされていた音源は、クリス・インペリテリからの著作権侵害の申告により即座に消された。幾つか動画が投稿されていたが跡形もなく消えている。Wikipediaに載っていた「LIVE IN TOKYO 1988」も消されている。あれは一体何だったのだろうか。

さておき、本作はパワーステーション公演だがブートビデオ落としではない。音は、よく聴くと映像用の音声と同じである。恐らく映像用の音声をマスターからダイレクトにデジタル音声化したと思われる。キニーはどうやってこの音源を手に入れたのだろう。

VHSビデオから落とした音源とはあまりに違う、鮮明でシャープ、1音1音がクッキリとした重みのある音だ。当時はその高音質に衝撃を受けた。ただ、MCの一部が意図的にカットされている。


1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. LEVIATHAN
4. ALL NIGHT LONG
5. SECRET LOVER
6. SOMEWHERE OVER THE RAINBOW
7. GOODNIGHT & GOODBYE
8. SINCE YOU BEEN GONE

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20201116013140j:plain

 

 

f:id:icanseeyourhouse:20190805005816j:plain
CHRIS'S BIRTHDAY PIRTY Live at SAN JOSE1988

1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. LEVIATHAN
4. ALL NIGHT LONG
5. BLUES
6. HERE COMES THE NIGHT
7. KEYBOARD SOLO~SECRET LOVER
8. GUITAR SOLO~OVER THE RAINBOW

9. GOODNIGHT & GOODBYE~DRUMS SOLO
10. CHRIS'S BIRTHDAY PARTY
11. SINCE YOU BEEN GONE

rewind recordsレーベル、1CDR。1988年9月24日サンノゼ公演をオーディエンス録音で収録。北米ツアーなのか、単発的に行ったライブなのか不明だが、東京公演以外の音源はこのブートしか存在していないので貴重だ。50分弱なので、他のバンドのサポートだったのかもしれない。

音は非常に悪い。ステレオAUDだが演奏よりも雑音を聴いている感じだ。ピッチも高くて狂っている。それでも、グラハム在籍時のバンドの演奏を聴くことが出来る貴重な音源である。

日本公演と比べてセットリストが変化している。"BLUES"は典型的な3分弱のブルーズ・ロック・ナンバー。演奏に合わせてグラハムのハミング?やヴォーカルが入る。"HERE COMES THE NIGHT"は、1991年リリースのグラハムのソロアルバムに収録されている同名曲とは全くの別物のメロディアス・ハードナンバーだ。

演奏も若干変化している。例えば"SECRET LOVER"の演奏前にキーボードによる前奏が加えられていたり、曲によって日本公演とは少し違ったアレンジが施されている。

本作最大の聴き所は、クリスの誕生パーティーだろう。この日はクリス・インペリテリの誕生日ということで、グラハムが「♪Happybirthday to you」とバースデーソングを歌っている。会場のファンたちも一緒に歌ってクリスの誕生日を祝っております。では、音源をどうぞ。アップした音源はピッチを調整してあります。


1. STAND IN LINE
2. TONIGHT I FLY
3. LEVIATHAN
4. ALL NIGHT LONG
5. BLUES


6. HERE COMES THE NIGHT
7. KEYBOARD SOLO~SECRET LOVER
8. GUITAR SOLO~OVER THE RAINBOW

9. GOODNIGHT & GOODBYE~DRUMS SOLO
10. CHRIS'S BIRTHDAY PARTY
11. SINCE YOU BEEN GONE

以上でIMPELLITTERIの1988年ブートは終わりです。これで1988年のインぺリテリのブートはコンプリートのはず。他にも眠っている音源があるのか・・・業者の発掘に期待したいところです。