美味しい料理と素敵な音楽と

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Christopher Cross クリストファー・クロス 1980-1983 Bootleg File!

※以前に投稿した記事を再投稿です

 

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ソフトロック、AORを語るうえで欠かすことが出来ない、天使の歌声を持つ男・クリストファー・クロスの1980年代のライブを収録したブートレグを紹介するよ🤗

クロスはシンガーソングライターとしてだけではなく、ギタープレイヤーとしても高い評価を得ている人で、名曲"Ride Like The Wind"(風立ちぬ)では、デビュー当時も今も変わらぬ鋭いギターソロを聴かせてくれます。

80年代は、クロスのようなAORミュージシャンたちにとって不遇の時代でした。グラムロックなど派手なヴィジュアルのHR/HM系ミュージシャンが若者たちからの大きな支持を集め、また、シンセサイザーを多用したエレポップもMTV効果で人気を博し、AOR系ミュージシャンたちの人気は急落しました。

デビュー直後は大成功を収めたクロスも同様で、2ndアルバムは何とかチャート上位に食い込んだものの、それ以降はシングルもアルバムもチャートから姿を消すことになります。しかし、彼は地道に活動を続け、一定のファンを獲得することに成功しました。

クロスが作る音楽は、デビュー当時も今も、良い意味で変わりません。まるで夢を見させてくれているかのように優しく柔らかなメロディと天使のような歌声は、彼だけにしか作り出せないものです。

地道に活動を続けていたクロスは2011年、旅行で訪れた空港でとんでもない言葉を聞くことになったそうです。彼のパスポートを見た空港の女性職員が、彼の名前に気付いてこんなことを言ったとか。

「サー、あなたはクリストファー・クロスという同じ名前の歌手がいることをご存じですか?彼は1980年代に活躍した歌手で、1年間で5部門のグラミー賞を受賞したんですよ!彼の音楽がとても好きでした・・・でも残念なが数年前に亡くなりました」

クロスは驚きのあまり「本当に?」と返すのがやっとだった、とか。

「私がまだ生きていると彼女に言うのは怖かった。言ったら彼女は心臓発作でも起こしたかもしれない」

コンサートで彼はこんな話をして笑いを誘っていたそうです。1980年代、彼が如何に絶大な人気を誇っていたかが分かるエピソードではないでしょうか。

そんなクロスのデビュー直後、1980年代前半のライブを収録したブートレグを紹介します。それでは、どぞー!

 

 

Band Member :
Christopher Cross : gt, lead vo
Andy Salman : b, vo
Rob Meurer : piano, vo
Hank Hempsaw : sax, flute, key, vo
James Finner : per
Tommy Taylor : dr, vo

 

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THANK YOU NORFOLK 1981 (2000GFRR 1438)

DISC 1 -Early Show-
1. I Really Don't Know Anymore
2. No Time For Talk
3. Never Be The Same
4. Poor Shirley
5. Deal 'Em Again
6. Too Soon To Tell
7. Ride Like The Wind
8. Tomorrow Dies
9. Say You'll Be Mine

DISC 2 -Late Show-
1. What Am I Supposed To Believe
2. It's You That Really Matters
3. Sailing
4. Mary Ann
5. Minstrel Gigolo
6. The Light Is On
7. Ride Like The Wind
8. Tomorrow Dies
9. Say You'll Be Mine

2000GFRRレーベル、2CDR。1981年2月7日ヴァージニア州ノーフォーク・プレミアシアター昼・夜2公演をサウンドボード録音で収録。

1979年12月にリリースされた1stアルバム「Christopher Cross」(南から来た男)が大ヒットを記録した、まさに大ブレイク直後のライブ。2ndアルバムに収録される"No Time For Talk", "Deal ‘Em Again",  "What Am I Supposed To Believe"や、3rdアルバムに収録される"It’s You That Really Matters"が既に披露されている点が興味深い。

"MARY ANN"は日本でのみシングルリリースされた曲で「素敵なニュー・ディスクを日本のファンにだけ贈ってくれた!」とEP盤ジャケに書かれている通り、海外では長い間、未発表状態でした。"Too Soon To Tell"と、ラスト前に演奏される"Tomorrow Dies" に関してはよく分かりません。カヴァーでしょうか?

ディスク1は昼公演を収録。放送用ディスクから直に落とした音源かエアチェックか分かりませんが、どちらにしてもこのままオフィシャルでリリース出来そうなほど高音質です。

聴き所はズバリ、クロスの鋭いギターソロが聴ける"Ride Like The Wind"でしょう!曲自体も非常にスリリングですが、後半のギターソロパートでの彼のプレイは必聴。さすがリッチー・ブラックモアの代役を務めたことがあるクロスです!

ディスク2は夜公演を収録。音質はディスク1と同じくオフィシャルクラスです。演奏内容は昼夜どちらも酷似している印象。どちらの公演も不完全収録と思われます。高音質でおすすめのブートです。それでは音源をどうぞ!


Early Show pt. 1


Early Show pt. 2


Late Show pt. 1


Late Show pt. 2

 

 

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SAILING TO VIRGINIA (PJZ-414)

1. Introduction
2. I Really Don’t Know Anymore
3. No Time For Talk
4. Never Be The Same
5. Poor Shirly
6. Deal ‘Em Again
7. Too Soon To Tell
8. What Am I Supposed To Believe
9. It’s You That Really Matters
10. Sailing
11. Mary Anne
12. Minstrel Gigolo
13. The Light Is On
14. Ride Like The Wind
15. Tomorrow Dies
16. Band Introduction
17. Say You’ll Be Mine

PROJECT ZIPレーベル、1CDR。1981年2月8日ヴァージニア州ハリスバーグ・ジェイムス・マディスン・ユニバーシティ公演をサウンドボード録音で収録。上のノーフォーク公演の翌日となるライブで、ABCラジオの放送用に収録された音源です。

ノーフォーク公演とほぼ同じ内容で、ノーフォーク公演の2公演と同じ音源ではないかと疑ったのですが、聴き通してみると若干異なる演奏部分があり違う音源と思われます。この日の音源は2000GFRRレーベルから「THE ABC RADIO RECORDING」というタイトルでも登場しており、そちらは放送用に全9曲にまとめられたバージョンが収録されております。

この時点で既に音楽キャリア10年を誇るクロスだけに、デビュー直後とは思えぬ安定したパフォーマンスです。名曲"Ride Like The Wind"終盤では鋭いギターソロを聴かせてくれます。最も過小評価されているギタリストとも呼ばれるクロスですが、このプレイを聴けば、それも納得でしょう。

高音質ステレオSBDで音質はこちらもオフィシャル級。勢いに乗った彼のプレイを超高音質で愉しめる名盤です。それでは音源をどうぞ!


part. 1


part. 2

 

 

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JAPAN TOUR 1980 (2000GFRR 966)

1. Really Don't Know Anymore
2. Sailing
3. Never Be The Same
4. Poor Shirty
5. Minstel Gigolo
6. The Light Is On
7. Ride Like The Wind
8. Band Introduction
9. Say You'll Be Mine
10. The Beach Boys Medley :
      - Surfin' USA
      - I Get Around
      - Do You Wanna Dance
      - Fun Fun Fun

2000GFRRレーベル、1CDR。1980年11月7日、中野サンプラザ公演をサウンドボード録音で収録。デビューから1年後、待望の初来日公演となりました。

恐らくTOKYO FM辺りの放送用音源でしょう。上段2つのブートと比べると音質は若干劣りますがブートとしては高音質です。

ツアーを重ねただけに、前述のブートで聴ける演奏よりもこなれた感じで完成されています。クロスのギターを前面に出したミックスで、彼のプレイをしっかり聴くことが出来る点がファンには嬉しいところ。ヴォーカルも絶好調で素晴らしいですよ。

セットリストは大きな変化がないので面白味には欠けるかな?しかし、ラストナンバーにビーチボーイズ・メドレーを演奏しているのが大きなポイント(US TOURでも演奏はされていたがブートでは聴けない)。

クロスの1980年の音源は、他に5月1日シアトル公演(未ブートのアングラ音源)が存在していますが、ビーチボーイズ・メドレーが聴けるのは本作しかないみたいです。ここで聴ける演奏は上段2枚よりも上回っています。まさに熱演です。論より証拠!音源をどぞ~。


part. 1


part. 2

 

 

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JAPAN TOUR 1983 (2000GFRR 954)

DISC 1
1. Never Be The Same
2. Deal 'Em Again
3. Poor Shirty
4. Think Of Laura
5. Say You'll Be Mine
6. Mary Ann
7. Sailing
8. Minstrel Gigolo
9. Baby Says No
10. Talking In My Sleep
11. I Really Don't Know Anymore

DISC 2
1. Nature Of The Game
2. Love Found A Home
3. No Time For Talk
4. Words Of Wisdom
5. The Light Is On
6. All Right
7. Long World
8. Arthur's Theme ( Best That You Can Do )
9. Ride Like The Wind

Christopher Cross : gt, lead vo
Rob Meurer : key
Andy Salmon : b
Tommy Taylor : dr
James Fenner : per
Steve Barber : key, sax

2000GFRRレーベル、2CDR。1983年2月2日、日本武道館公演をサウンドボード録音で収録。「Another Page」リリース後のツアーで、3年振り2度目の来日公演となりました。

1stアルバムが500万枚の売り上げを記録したのに対し、83年1月にリリースされた「Another Page」は50万枚と、前作の1/10の売り上げとなってしまいました。

とはいえ、クロスの代表的な曲で81年にシングルリリースされた、邦題「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」"Arthur's Theme (Best That You Can Do)"は、"Sailing"以来のビルボード1位を記録しました。

アルバムからのシングル"All Right"は12位、"No Time for Talk"が33位、"Think of Laura"が9位を記録。これがクロスのビルボードHOT100の10位以内に入った最後の曲となりました。

本作もラジオ放送用と思われる高音質サウンドボード音源で、オフィシャルでも通用しそうな音質です。この武道館公演はテレビ放送もされておりますが、映像は全10曲とカットが非常に多く残念な内容。

当時の新曲をメインにしたセットで、初来日公演と比べて非常に洗練された演奏です。ライブにおける表現力が進歩している、そう感じられる素晴らしい内容です。それでは音源をどうぞ!


part. 1


part. 2


part. 3

 

 

 

おまけ🙄

 

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TOKYO 1986

1. Love is Love
2. Sailing
3. Every Turn of the World
4. Think of Laura
5. Aathur's Theme (Best That You Can Do)
6. Ride Like The Wind

未ブート化音源。1986年8月2日よみうりランドオープンシアターEAST公演をサウンドボード録音で収録。"KIRIN SOUND TOGETHER '86"と題して行われた、元イーグルスグレン・フライとのジョイント・コンサートです。

当時、テレビでも放送されていたらしく、YouTubeには録画したと思われる映像が投稿されております。また、ブートDVDも登場しています。

この音源はFM放送用か、テレビ放送用のマスターから落としたものか詳細は不明です。ZIONレーベルから、グレン・フライの部分だけを収録した「TOKYO 1986」がリリースされましたが、それと同じソースかもしれませんね。

グレン・フライがメインの為、30分弱と短めのステージですが、イベントのラストでは、グレン・フライと一緒にラリー・ウイリアムス"Slow Down"をカヴァーしたりと、クロスのファンにも見どころが盛りだくさんのイベントだったのではないでしょうか。それでは、クロスの部分だけですが音源をどうぞ!


TOKYO 1986

 

以上でクリストファー・クロスの1980年代ブート音源紹介は終わりです。次の機会があれば、2010年代の音源を紹介しましょう!では、さいなら~。